実践的資金調達原論 「思うように資金調達ができない方へ」worldheritage512_2_20120529004622.jpg

2015年03月30日

売掛ファイナンス フルラインでアレンジ

売掛ファイナンスには何があるのか?
少し復習になりますが、売掛ファイナンスとは次の4つです。
この整理の仕方が学術的に正しい分類方法かどうかは知りません。
私が勝手にアレンジの体験から4つだと言っているだけでなので、このあたりはご容赦を。 

売掛ファイナンス
・売掛金担保融資
・売掛債権譲渡(ファクタリング)
・でんさい割引
・手形割引


ファクタリング以外の売掛金ファイナンスについて をご参照ください。

本当は利用客、利用客の売掛先、売掛債権買取会社の3社で売掛債権譲渡契約が締結され行われる売掛債権譲渡(ファクタリング)が可能な社会になれば、中小企業にとっては理想的です。
でも、まだ売掛先の、特に中堅以上の大手といわれる会社が売掛債権譲渡(ファクタリング)を容認しない風潮と、この風潮を恐れて取引停止を懸念する中小企業も多いことから、難しい現実があります。
大手会社の中には、自社グループの中に売掛債権買取会社があって、仕入先の自社への売掛金の早期回収サービスを行っているところもあります。
この様なサービスを行うなら、もっと早期に支払えばいいじゃないかとけちの一つもつきたくなりますが、ないよりはマシかもしれません。
実際、医療系の商社の社長から聞きましたが、「ファクタリングで早期回収できる会社はとても助かる。同じ大手でも○王などは何も配慮なく半年近く待たされるから、できるだけ売らないようにしている。」と。
こんなことから、私もかねてから、売掛先の承諾を取らないで売掛債権を買い取るサービスを提供している会社がないかどうか探していたのです。
そしてやっと見つけたら、その条件が厳しすぎて利用できないと思い、理事を務める社団の関連会社で買取サービスを行おうということになったのです。
もともと、この関連会社は、クレジット債権や割賦債権を専門に売買している会社で、この会社の資金元も、売掛金の買取については特に大きな違和感もなかったため、早期に合意でき2社間契約の売掛債権買取サービス開始 の内容でスタートすることができました。 

繰り返しになるかもしれませんが、何が2社間のファクタリングで問題になるかというと、問題は突き詰めると次の1点になります。
このリスクがあるから、買取手数料も高くなるのです。
要は、売掛先に知られずに買取るわけですから、売掛先からの支払は、今まで通り利用客の銀行口座に送金されます。
この資金を、約定通りに、直ちに売掛債権買取会社に送金してもらえるなら、何の問題もありません。
でも、条件が厳しすぎて、アレンジには使いにくいと思った売掛債権買取会社においても、約束どおりに送金されない事故はけっこうあるみたいで、この部分をどのように保全するかがポイントでした。
とはいえ、代表者から連帯保証を取るようなことは、売掛債権の売買しかできない売掛債権買取会社にとってはご法度の業法違反なのできません。

このあたりをどのように保全するかは、ノウハウでもあって、このブログでは書けませんが一応解決したのでサービスをスタートすることになったのです。
だから、本当に約束を守っていただける方かどうかについての審査への比重はとても大きくなりました。
私も今までのファイナンスアレンジとは違い、審査自体への加重が大きくなるので、慎重にかつ果敢にやっていきたいと思っています。 

いずれにしても、仲間内の会社で売掛債権を買取らせていただくことになったことで、売掛ファイナンスは、次の4つのサービスをフルラインで利用してサービスできることになりましたので、このブログでも情報発信させていただいた次第です。   

売掛ファイナンス
・売掛金担保融資
・売掛債権譲渡(ファクタリング)
・でんさい割引
・手形割引


posted by bhycom at 02:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 資金調達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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