実践的資金調達原論 「思うように資金調達ができない方へ」worldheritage512_2_20120529004622.jpg

2014年12月22日

中小企業の資金調達 31 取引銀行に融資を断られたら 19 リース

今日は銀行に断られた時の会社としてのファイナンスの最終回です。
ここまで銀行に断られた時の会社として次の資金調達方法を紹介してきました。

・売掛金担保融資
・ファクタリング
・不動産担保融資
・株券担保融資
・ゴルフ会員権担保融資
・入居保証金担保融資
・売掛金以外の動産担保融資
・第三者保証融資
・仕入資金ファイナンス
・手形割引
・でんさい割引

そして今日はリースを使った資金調達をご案内します。
まず、なぜリースは取引銀行から融資を謝絶されたときの代替の資金調達になるかと言うと、それは違うと言う方もいるかもしれないけれど、私が体験してきた経験からすると、銀行融資よりはリース会社の審査の方が比較的ハードルが低いと判断するからです。
特に500万円以下のクイック審査の場合は低いと感じます。
こんなことを書くとリース会社の人から文句を言われるかもしれませんが、先週もどこの銀行もNGだった美容系の会社が500万円ですが成約したという事実から見て、そう思うのです。
ではリース会社で何をしてもらうかと言うと、様々なパターンがありますが、よくアレンジするのはファイナンスリースとセール&リースバックです。
リースによるサービスを連載の最後で紹介していますが、日々の案件のアレンジにおいて、件数では1番多いかもしれません。
債務超過とか万年赤字の会社の利用は無理ですが、銀行からの融資を謝絶された会社でも相当数成約していますので、ぜひ検討されたらと思います。
では具体的に説明します。     

@ファイナンスリース
よく利用するリースをサービスするファイナンス会社のサイトから転載します。
『リース会社がお客様に代わって物件を購入し、お客様は比較的長期の一定期間、賃借料を支払って使用するシステムです。所有時の資金・税金面や原価管理の煩雑さを解消し、資金運用と技術・設備導入の両面から効率的な成果を生む手段として、さまざまな物件で活用されています。』

Aセール&リースバック
同じくファイナンス会社のサイトから転載します。
『セール&リースバックは、お客様がすでに所有されている機械・設備等を、一旦当社へ売却して頂き、その物件をただちにリース物件として賃借するリース方式のことです。事務処理の手間の削減と資金にゆとりを保つことができます。』

ファイナンスリースもセール&リースバックも、資金調達と言う点では、銀行融資と同様の効果があります。
特に、セール&リースバックは支払いが終わった資産を売却して得た資金の資金使途は全く自由ですので、完全に銀行から真水の融資と同様の効果があります。
会社の与信によっては、数千万円以上の資金調達も可能ですので、ぜひご検討されてみてはいかがかと思います。
500万円以内ですと、ハードルは決して高くないので、調達コストは銀行融資よりは高くなりますが、比較的長期の5年返済も可能ですので、毎月の資金負担は1年と言った短期の銀行融資と比較すればリーズナブルだと思います。
具体的な調達コストは会社の与信により違いますので、ここでは明示できません。
個別でご照会いただければと思います。 bhycom@gmail.com
posted by bhycom at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 資金調達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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