実践的資金調達原論 「思うように資金調達ができない方へ」worldheritage512_2_20120529004622.jpg

2014年11月27日

中小企業の資金調達 22 取引銀行に融資を断られたら 10 動産担保融資

中小企業の資金調達 22 取引銀行に融資を断られたらの10回目、動産担保融資です。

売掛金担保融資も動産担保融資に一種ですが、このブログは理論を書くのが趣旨ではなく、中小企業の経営者のあなたが、取引銀行から、ことごとく追加融資を断られた時、銀行融資に頼らない資金調達とは何かをテーマの実践論をご案内するのがメインの趣旨なので、ノンバンクやファイナンス会社でも専門会社があって、銀行に断られた時に非常に役立つ売掛金担保融資については別格として別扱いして、先に紹介しています。

今日説明しようとしている動産担保融資は、機械設備及び商品在庫担保融資のことです。

正直なところ、私の認識ですが、機械設備担保や商品在庫担保融資は、まだ銀行で与信の信用補完的な意味合いがあるように感じています。

実際、この分野で専門性が高い金融会社があるのかと言えば、私が知らないだけかもしれませんが、私は少なくとも聞いたことがありません。

ですから、あまり銀行の謝絶された時の有効な資金調達としてご紹介を現時点ではできませんが、懇意のファイナンス会社の融資概要をご案内したします。

動産担保ローン
・申込資格:個人事業主及び法人

・資金使途:事業資金

・融資額:100万円〜1000万円

・金利:実質年率 12.0 % 〜 15.0 %

・返済の方法:一括返済・元金均等・元利均等・自由返済

・返済期間:1年以内

・融資実行までの日数:お申込みから融資実行まではおよそ2日程度

・担保:機械設備、在庫商品等の動産

・保証人:身分証明書(免許書・パスポート等)、履歴事項全部証明書(法人のみ)、印鑑証明書、決算書または申告書またはそれに代わる収入の判明する資料

・利用可能地域:埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、 茨城県、群馬県、栃木県

・利息以外の費用:契約書に貼付する収入印紙代

・遅延損害金:年率 20.0 % 

何でもかんでも機械設備や商品在庫であれば担保になるかと言えばそうではなく、単純に財務諸表上の棚卸資産が、そのまま担保対象(価格)になるわけではなく、在庫を評価する第3者機関(NPO法人日本動産鑑定等)による鑑定が必要になります。
比較的扱いやすいとされている担保品として ≪1.自動車 2.鉄・非鉄・貴金属地金 3.天然素材 4.ブランド品  5.冷凍水産物 6.穀物≫などが挙げられています。

商品在庫については別途厳しい条件が付きます。

それは、商品在庫が第三者の信用力ある倉庫に保管されていて、その出入りをファイナンス会社がコントロールできるかどうかが重要な条件になります。

むしろ、ファイナンス会社指定の倉庫に商品在庫を移すことが可能かどうかが融資の可否の重要なポイントになります。    

いすれにしても、機械設備担保融資や商品在庫担保融資は、まだ銀行に断られた時に考える資金調達としては、使い勝手は悪いと思います。

まだまだ、銀行融資の時の与信を信用補完するための添え担保的な領域を超えていないと私は思います。

でも、売掛金担保融資や不動産担保融資と比較すれば、成約件数は圧倒的に少ないものの、それでも合計になりますが10件程度は成約していて、利用していただいた中小企業の経営者には喜んでいただいていますので、選択肢としては存在しますので、頭の隅にご記憶いただければと思います。

ご相談はbhycom@gmail.com まで
posted by bhycom at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 資金調達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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