実践的資金調達原論 「思うように資金調達ができない方へ」worldheritage512_2_20120529004622.jpg

2014年10月04日

債務超過

債務超過。
ご存知の通り、貸借対照表上の負債(債務)が資産(財産)を上回った状態です。
最近は少し良くなってきましたが、債務超過であろうがなかろうが、中小企業の融資は保証協会付以外の融資が難しかったので、ややもすると、債務超過と言う状況を軽く見る傾向があるように感じます。
でも、債務超過になると、不動産担保ローンのように明確な保全対象があるようなファイナンス以外については、銀行だけではなく、ノンバンクや貸金業者からの資金調達も、非常に難しくなることは、今も変わっていません。
信用保証協会付きの融資においても同じで、債務超過になると資金調達が非常に難しくなります。
債務超過=ニューマネーを調達できない状況、と言っても決してオーバーな表現ではありません。
ところが、債務超過状況にあるにもかかわらず、このことを重大なことと捉えていない会社が多いことに、少し驚くとともに、いかに銀行が、いかなる状況の会社にも融資を行なわなくなっていることを実感してしまいます。
特に感じるのは、節税を重視することによって、債務超過になっている場合です。
経常段階では黒字を計上しているのに、決算対策として特損を発生させて最終赤字にしている企業を数多く見かけます。 
この傾向は特にパチンコホール業界に顕著です。
いずれにしても債務超過になれば、ファイナンスは非常に難しくなります。
このことは、資金調達の大原則であって、現時点で債務超過の場合は、とにかく、債務超過から少しでも早く脱出しないといけないとご認識いただきたいと思います。
posted by bhycom at 02:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 資金調達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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