実践的資金調達原論 「思うように資金調達ができない方へ」worldheritage512_2_20120529004622.jpg

2014年09月20日

有名案件

いろんなところから、何度も何度もくる案件を有名案件と呼びます。
出回り案件とも言い、ほとんどの場合成約することはありません。
なぜなら、元々成約できる要件を満たしていないから資金調達できないのに、なりふり構わずあっちこっちに依頼されて回りまわってきている案件だから当然です。 
昨年から7月ごろまでよく来たのは、関西のスーパーの手形が絡む案件。
大仰に秘密保持契約書やスキーム図など、多くの資料が来ましたが、シンプルに考えれば、スーパーの自振り手形担保融資で、要はスーパーへの無保証無担保融資にすぎません。
はっきり言って、こんな有名になってしまっている会社の無担保融資ができると思っていること自体、分かっていないなと忌憚なく言って思います。
少し調べれば、金融業界では、このスーパー案件はほぼブラック案件であることが分かるのに、こんなことも調べずに一所懸命資金をつけようとするコンサルタントの気が知れません。
実はこの案件は、昨年末ぐらいから何度も何度も、何度も来ています。
もっといえば一度、知人の会社が自己資金で1億円ほど融通したこともあって、一度やったのにまた来るのはなぜなのか???
このスーパーに納品したこともある商社からも、例の画期的売掛金担保融資を依頼されてNGだった案件で、またかと思い、即座に謝絶しました。

少し、有名案件を書き連ねます。
・多店舗エステ運営会社案件。
やっと銀行からの融資が可能な状況になったと聞いてから1年たつのに、同じ文言を言っている案件で、闇金に近いところからも断られている絶対にまっとうなところからは資金が引けない案件です。
弊社および理事をしている社団や、知人のコンサル会社を含めると7〜8回は来ています。  

・関東の食料品会社
この案件も3回は来ています。  

・某鉄道会社の株式関連案件
これも元秘書とか側近とかという人たちから、理屈が合わないおかしな話が10回以上来ています。

・代々木の反社が絡む不動産ブリッジ超有名案件
死者も出ているブリッジ案件で、私だけで10回以上来ています。
紹介者やその先が必ず言うのは、今度は本当に局面が変わった。
この案件をダイレクトにハンドリングできるのは自分たちだけだ!と・・・・
みんな自分だけはできると言うのは何なんでしょうか????
まさにM資金案件に近い妖怪案件です。    

・青山のこれまた超有名ブリッジ案件
代々木の案件と同じぐらい有名で、私にも5年以上前から10回以上来ています。
でも、この青山は場所もいいから、代々木と違って、いずれはどこかが綺麗にするのだと思います。
どう考えても大手しかできない案件なのに、なぜ私程度の者が取り扱えるのかを冷静に考えれば・・・・・・。
あほらしくて取り扱いなどできません。

・六本木のブリッジ案件
超有名なものからそうでないものまで、私は六本木のブリッジと聞いただけで拒絶反応を感じてしまいます。

・大阪の小学校跡地開発のブリッジ案件 これも4回は来ています。

以上、有名案件は?と聞かれたらすぐに思いつく有名案件を書き連ねましたが、たとえばもう倒産したから実名を挙げますが、上場会社のインデックスもよく来ましたね。
資金を用意してもドタキャンされたコンサルの数は、弊社もそうですが、相当あったと思います。
マジで日計表を付けているのかと思うぐらいの綱渡りな資金繰りで、破綻する前から粉飾は明白な印象を持っていました。
だから、10回ほど相談は受けていますが、初回の時、ドタキャンがあったから、二度とまともには相手にしませんでした。

そして、雑誌出版のインフォレスト出版もよく来た案件でした。
これまた5回以上でした。
実際、社団でも弊社でも社長と面談していて、面談した限りでは正常に感じましたが、成約案件ゼロのとんでもないところからも、同社のどう見ても融通としか思えない手形乱発かと思える相談がきたとき、この会社は長くないなと思っていたら、やはり倒産しました。

後はパチンコ業界でも有名案件は目白押しです。
有名案件でお手伝いしていた会社でも2件ほどは破綻しました。 

このブログを読んでいただいている方は、資金調達を希望する会社経営者だけではなく、資金調達のサポートを仕事にしている方も多くいらっしゃると思います。
ぜひ無駄な時間を使わないように、ご参考にしていただければと思います。
特に、事業資金有名案件は、ほぼいずれは破綻することが多いから要注意です。
また、不動産ブリッジは反社に要注意です。
posted by bhycom at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 資金調達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中小企業、ベンチャー企業支援ファンド

私が所属する社団と、代表者の個人与信による企業ファイナンス で提携するコンサルタントが提供しているサービスに「中小企業、ベンチャー企業支援ファンド」からの支援サポートがあります。
このコンサルタント本人もこのファンドの出資者であり役員も務めています。
どのようなファンドか概要をご案内します。

ファンドの趣旨
・ファンドの目的
 中長期のビジョンで成長意欲高い(ベンチャー)企業の成長を支援
・投資方針
 短期的な利回りを求めることはせず、海外市場あるいはグリーンシートを含む国内新興市場への公開や
 M&Aを目指す企業に投資

・投資判断の基本
 日本特有の「経営者と企業の一体的な関係(連帯保証制度に起因する)」を念頭に置き、経営者の経営
 能力の向上にフォーカスし投資判断

ファンド基本概要/投資方針
T基本概要
 ・ファンド規模 3億円
 ・投資額 1社あたり1000万円まで
 ・投資先数 5〜10社の予定(最大30社)
 ・投資期間 最長7年
 ・審査 投資委員会にて、審査をさせて頂きます
 ・審査期間 3カ月ほどかかります。

U投資方針
1.いい会社に投資をします。
 <いい会社の定義>
   世の中の課題、問題を解決する商品サービスを持っている会社
   法的に間違ったことをしない会社
   社長の姿勢が一貫している会社
   自己責任の原則をよくわかっている会社
   他人のアドバイスをよく聞く経営者、経営幹部しかいない会社

2.投資先へは顧問もしくはコンサルタントを推薦します。

3.上場を目指すか、配当をしっかり出して頂くかどちらかの企業様に投資をさせて頂きます。

4.業績が伸びていく可能性の高い会社に出資させて頂きます。

5.マイナー出資を基本とします。(33.3%以下)

6.投資額は1000万円以下とします。

7.1000万円を越える投資を行う場合は、特別決議を要します。

8.出資会社の取締役会には、投資委員会メンバーをオブザーバー参加させて頂きます。

要は、良い経営者が経営する良い会社に、1000万円の投資を行うファンドです。
当ファンドへのご質問、及びご相談は bhycom@gmail.com まで
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