実践的資金調達原論 「思うように資金調達ができない方へ」worldheritage512_2_20120529004622.jpg

2014年09月19日

金融機関・ファイナンス会社相手の交渉は冷静に

先月あったことからお伝えします。
食料品をスーパーに下ろしている食料品輸入商社が、8月末までの500万円の資金調達のご相談に見えました。
話を聞いていると、まさに画期的売掛担保融資 向けにぴったりの案件で、売掛金の内容や税金の納付状況を聞けば、すぐにでも500万円の調達は可能と思いました。
ところが、NGでした。
その理由は、過去に画期的売掛担保融資 のファイナンス会社とトラブルを起こしていて、念のために検討できないかどうかファイナンス会社に確認しましたが、言下にNGの回答が返ってきたのです。
顧客からの話を聞くと、以前この顧客の会社が、このファイナンス会社から融資を受け完済した後、譲渡登記の抹消でもめていたのです。
ファイナンス会社が登記抹消を忘れていて、その対応でもめ、感情的に怒りの感情をストレイトにぶつけたらしいのです。
顧客の話を聞く限りでは、明らかに非があったのはファイナンス会社側だと思います。
でも、感情的になって怒鳴ったことは絶対にやってはいけないことだったのです。
特に、対銀行、対ノンバンク、対ファイナンス会社との話し合いは、頭に来ることがあっても、終生二度と利用しないと判断しない限り、今後の資金調達のためには、感情的になっては絶対にいけないのです。
この顧客も、その時、非はファイナンス会社にあり、その対応に問題があったとしても、冷静に対処していれば、今回もスムーズに資金調達できたのです。
残念ながら、この顧客の会社が8月末までに資金調達できる可能性は、状況を聞いた限りでは、99%無理で、サポートをお断りしました。 

以前某メガバンクでも同じようなことがありました。
今は隆盛を極める会社で、銀行から熱心に営業される立場となっていますが、某メガバンクとの取引はいまだにできないのです。
この案件も、明白に瑕疵があるのはメガバンクです。
別にこの会社の社長が感情的になって怒鳴ったわけではなく、メガの拠点の責任者の言動が終始一貫していないことに対して冷静にその真意を確認しただけで、その時むしろ感情的になったのはメガの責任者のほうだったのに、この顧客はトラブルを起こした極悪人といった情報をメガのデータベースに登録されたようなのです。
さすがに、時間が10年近く経過したから、現在もだめかどうかは確認できません。
でも高い確率で、このような顧客のネガティブ情報は長期間消えることはないと、銀行出身者は口を揃えて言うからだめなんだと思います。
この件は、明らかに銀行側に再考してほしいことですが、昨日の案件のように、感情的に怒鳴りまくったら一発アウトなので、納得できない気持ちは理解できるものの、お金のためとは言いたくないけれど、冷静に対処して欲しいと思います。
そう言えば、以前顧客だった「マネーの虎」の虎の一人だった顧客も某メガバンクの店内で机を叩いて怒ったところ、取引不能の旗を立てられ取引を拒否されたことを思い出しました。
今は破綻したと聞いていますが、サポートしていたころの財務内容はそれほど悪くなかったから、感情的になっていなければ違った結果になったかも知れないと思います。
明白に不法行為である過剰提案で損害を受けたようなことであっても、黒を白というような体質があるのが銀行です。
自分が悪くても、顧客が感情的になって机などを叩いたら、取引停止の烙印を押されます。
このような体質は銀行だけではなくノンバンクもファイナンス会社でも同じです。
やはり、こと破綻!あるいは返済不能!というような状況になったとき、感情的な顧客の取り扱いが難しいことからでしょうか。
感情的な顧客は大嫌いな体質が金融業界にあるので、お気を付けいただきたいと思います。
posted by bhycom at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 資金調達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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