実践的資金調達原論 「思うように資金調達ができない方へ」worldheritage512_2_20120529004622.jpg

2014年09月05日

いつでも融資を受けられると思うな

前回に続き、もう一つ金融機関やノンバンクと付き合うときの注意があります。
それは、いつでも融資を受けられると思うなと言うことです。
   
たとえば、常日頃お付き合いする銀行から融資の勧誘があった時や、不動産担保ローンで運転資金を借りようと思ったとき、思ったよりも入金が多くなったり、予想しなかった入金があって、融資を受ける必要がなくなったようなケースです。
数年は融資が不要ということであれば良いのですが、当面は必要なくなったけれど、数ヵ月後には必要になる可能性があるような場合なら、金利が無駄だとか、借金はできるだけしたくないなどの理由でことわることだけは絶対にやめるべきです。
なぜなら、結果として、数ヶ月先の必要なときに、融資が受けられる保証がないからです。
本当に金融機関やノンバンクの方針は急に激変することがよくあるので、現在OKでも数ヵ月後に融資を受けることができるかどうか本当に分かりません。
このことは、資金調達のサポートのような仕事をしていると、けっこうあることで、特に現在のように世界的な金融不安があるときはなおさらです。
現在、中国の経済破たん懸念やヨーロッパの経済危機などで、本当に何が起きても不思議ではないくらい深刻で、何か大きな変化があると、必ず、多かれ少なかれ、なんらかの影響が日本の金融機関にも及び、銀行の方針が急に変わったり、ノンバンク自体の調達が厳しくなったりすることで、融資へのマインドが大きく変わる懸念は大いにあります。
近い将来、融資の必要がある場合は、転ばぬ先の杖じゃないけれど、融資が可能なら、少し先の必要資金でも早めに手当てしておくようにされたほうが絶対に安全です。
posted by bhycom at 02:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 資金調達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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